レンドン大暴れ、気迫の激走生還で泥だらけ 2安打2打点…“なおエ”寸前から劇的勝利
2安打2打点のレンドン、9回1死から同点適時打&勝ち越しホームイン
■エンゼルス 5ー4 レイズ(日本時間18日・セントピーターズバーグ)
エンゼルスは17日(日本時間18日)、敵地で行われたレイズ戦に5-4で勝利した。マイク・トラウト外野手がリーグ単独トップの8号ソロ。アンソニー・レンドン内野手が5打数2安打2打点と躍動し、逆転勝ちの立役者になった。
初回、1死走者なしからトラウトが魅せた。レイズ先発のリトルが投じたシンカーを完璧に捉えると、打球は右中間スタンドへ一直線。同点の5回にはレンドンが勝ち越し打、6回にも1点を追加して試合を優位に進めた。
先発したのは24歳のデトマーズ。ここまで3試合に先発して3勝0敗、防御率1.04と覚醒し、ドジャースに移籍した大谷翔平投手に代わる新エースとして注目を集める。6回途中2失点(自責1)と試合を作ったが、8回にストリックランドが2点を失い、あっという間に逆転を許した。
迎えた9回、1死からシャヌエルが右前打で出塁。ネトは四球を選び、レイズ守護神のフェアバンクスから1死一、二塁のチャンスを作った。盗塁で二、三塁となり、続くレンドンが左前適時打。ネトは本塁憤死となったが、2死一、二塁からウォードが右前に運んだ。レンドンは激走で本塁にヘッドスライディングし、泥だらけで勝ち越しに成功した。