中日・山本昌、2回途中で緊急降板 最年長勝利記録更新はお預け

今季初登板も22球を投じたところで異変

 今月11日に50歳の誕生日を迎える中日・山本昌が9日の本拠地ヤクルト戦で今季初登板したが、2回途中で緊急降板した。

 初回に1死二、三塁から畠山の犠牲フライで先制を許すと、2回先頭の大引に対して3ボールとなったところで不調を訴え、22球で交代。代わって山井がマウンドに上がった。

 山本は昨年9月5日の阪神戦で5回無失点と好投。49歳0か月で白星を挙げ、1950年に阪急の浜崎真二氏がマークした48歳10か月のプロ野球最年長記録を64年ぶりに塗り替えた。この日勝利すれば、プロ野球記録だけでなく、メジャー最年長勝利記録であるジェイミー・モイヤー氏(ロッキーズなど)の49歳180日も上回る快挙だったが、記録更新はお預けとなった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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