ダルビッシュ、PO第2戦で7回1失点の力投 大谷翔平を無安打1K…勝ち権利持ち降板
2年ぶりPO勝利の権利持ち降板…大谷は空振り三振、一ゴロ、投ゴロ
【MLB】ドジャース ー パドレス(日本時間7日・ロサンゼルス)
パドレスのダルビッシュ有投手は6日(日本時間7日)、敵地・ドジャース戦に先発登板。7回1失点で勝ち投手の権利を持って降板した。大谷翔平投手との対戦は3打数無安打1奪三振だった。
1点のリードをもらって迎えた初回のマウンド。1死からベッツに特大飛球を打たれたが、左翼のプロファーが本塁打キャッチ。続くフリーマンを空振り三振。MVPトリオを3者凡退に抑えた。3-0の2回には2安打と四球で無死満塁のピンチを招き、ラックスの犠飛で1点を返されたが、続くエドマンを一直併殺。大谷翔平投手に回さず、最少失点で凌いだ。
3回、4回は味方の好守もあり共に3者凡退に抑えた。7回にはドジャースファンがエキサイトし試合が9分間中断するアクシデントも起きたが、無失点に抑えた。最速は96.2マイル(約154.8キロ)。7回3安打1失点3奪三振で防御率1.29となった。
大谷とはプレーオフ初対戦。初回の第1打席は追い込んでから外角スライダーで空振り三振に仕留めた。3回1死の第2打席は再びスライダーで一ゴロ。6回先頭の第3打席も投ゴロに抑えた。
ダルビッシュのポストシーズンの登板は2022年10月23日(同24日)の敵地・フィリーズ戦以来。同年はドジャースとの地区シリーズに先発し、3本のソロを被弾したが、5回3失点7奪三振の粘投で勝利投手になった。試合前の時点で通算11試合に先発し、4勝6敗、防御率4.19、奪三振率8.38だった。
チームは前日の第1戦で初回に3点をリードしたが、逆転負け。負ければ、王手をかけられる状況で力投を見せた。
(Full-Count編集部)