若手プロ選手、4割が抱える「引退後の不安」 募る将来の展望「何をやっていけばいいか」
NPBが若手選手へ実施したアンケート結果を公開
NPBは昨年のフェニックス・リーグに参加した若手選手を対象に、引退後のセカンドキャリアに関するアンケートを実施し、その結果を22日に公開した。約4割が引退後の生活に不安を抱いていることが分かった。
対象は昨年のフェニックス・リーグに参加した12球団299人で、平均年齢は22.8歳。回答者の平均年俸は1006万円だった。引退後の生活に不安を抱いている選手は118人で、39.5%にのぼった。不安はないは24.1%だった。
不安の要素で最も多かったのは進路(引退後、何をやっていけばいいか)で78。0%。次いで収入面(生活していけるか?)が66.1%だった。やってみたい仕事では会社経営者(独立・企業)が1位で20.1%。2位が高校野球の指導者で13.4%だった。