大谷翔平を支える126万円の“秘密兵器” 二刀流復活へ…愛用を告白「もっと早く使っていれば」
大谷は23日、ラプソード社のアンバサダーに就任した
ドジャースの大谷翔平は22日(日本時間23日)、野球やゴルフの弾道測定分析デバイスを展開する「ラプソード」社のテクノロジーアンバサダーに就任した。同社の特設サイトでは大谷本人のインタビュー映像も公開され、リハビリを助ける上で活用していることや、「実際に自分自身が使ってみて素晴らしい機器」としてスポンサー契約を結んだことを明かしている。
大谷は過去数年に渡り、ラプソードの「デバイスPRO3.0」を使用しているという。PRO3.0は3つのカメラと2つのレーダーが搭載されており、投球と打球の両方で高精度なデータをリアルタイムに計測することが可能。日本公式サイトによれば、定価126万5000円となっている。
大谷はインタビュー内で「実際に自分自身が使ってみて素晴らしい機器ですし、僕がもっともっと早く使っていれば良かったなと思える一つだと思うので、子どもたちもそうですし、大人になってからもそうですけど、幅広い年代で使えるものじゃないかなと思います」と契約の理由を明かした。
また、「バッティングではずっと使っているので、リハビリの段階から実際に自分のフィーリングに合わせて、実際の数値がその感覚にあっているのかどうかを見ていますし、投球プログラムを開始してからもそういう感覚との一致だったり不一致だったりを随時確かめることでよりスムーズにリハビリを進められるんじゃないかなと思います」とコメント。昨年9月に右肘手術を受け、今季は打者に専任する見込みだが、来季以降の“二刀流”復活を支える存在としても生かすようだ。