復活した中日21歳「これがエース」 トラウト斬り逸材の衝撃魔球が「天才すぎる」
中日・高橋宏が今季初マウンドで7回3安打無失点
■中日 0ー0 広島(28日・バンテリンドーム)
復活した“魔球”に多くの注目が集まっている。中日の高橋宏斗投手が28日、本拠地で行われた広島戦で、今季初登板初先発し、7回108球3安打無失点の好投を披露した。鋭く落ちるスプリットを駆使するマウンドさばきに「さすがの投球!」「これが宏斗よ」などの盛り上がりを見せていた。
今季は開幕を2軍で迎え、ウエスタン・リーグで4試合に登板。3勝1敗、防御率0.93の成績を残し、今季初めて1軍の舞台に戻ってきた。この日は力強い直球や切れ味のある変化球で本拠地のファンを沸かせていた。
昨年3月に行われた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)には、最年少として野球日本代表・侍ジャパンに選出され、悲願の世界一にも貢献。米国との決勝ではマイク・トラウト外野手から三振を奪った“逸材”が帰ってきた。
DAZN公式X(旧ツイッター)が、高橋宏の投球を映像で公開すると「しんどくても、ゼロでまとめる」「これが、エースよ!」「勝ちつけられなくてすまん、よう修正してきたわ。おかえりヒロト!」などの声が飛んだ。
試合は延長12回を0-0で引き分けとなったため「点取ってあげてよ……」「良いピッチングしても援護点が。相変わらず打てない打線だから、投手陣は大変だわ」など、打線の奮起を期待するファンも見られた。