衝撃の40HR&100盗塁ペース「とんでもない」 新星22歳が大谷翔平の“新ライバル”
本塁打王争いで2位浮上…走っては「100盗塁ペース」
■レッズ 5ー2 パドレス(日本時間30日・サンディエゴ)
2年連続のMVP、本塁打王への期待がかかるドジャース・大谷翔平投手の強力なライバルとなりそうだ。レッズのエリー・デラクルーズ内野手は29日(日本時間30日)、敵地のパドレス戦で8号ソロを放った。盗塁もすでに18個を決めており、米記者は“史上初の記録”と紹介した。
デラクルーズは昨季メジャーデビュー。身長196センチの体から、驚愕のパワーと送球を繰り出す。デビューからわずか15試合目でサイクルヒットを達成するという離れ業も見せた。他にも、遊撃の守備中に二塁ベース上で大谷翔平投手(当時エンゼルス)の左肘付近を“ツンツン”とつつき、大谷の笑いを誘ったことも話題となった。
今季はここまで打率.280、8本塁打19打点、18盗塁をマーク。本塁打は44本、盗塁は100個ペースだ。MLB公式のサラ・ラングス記者は統計を取り始めた1901年以降「1か月で8本塁打と17盗塁をマークした最初のプレーヤー」と紹介。このペースを維持すれば、昨年ロナルド・アクーニャJr.外野手(ブレーブス)が記録した前人未到の「40-70」(41本塁打・73盗塁)を超えることになる。
本塁打数はリーグ2位タイで、1位に1本差に迫っている。ファンからは「健康であれば最高の選手になれる」「ワオ」「ペースを維持できるだろうか」「とんでもないスタート」「彼は怪物だ」「信じられないスターだ」と期待の声が上がっている。昨季は夏場以降に不調に陥ったが、デビューから2年目の今季は結果を残し続けることができるだろうか。
(Full-Count編集部)