2被弾で5敗目の田中将大 NYメディアは“一発病”指摘「苦しみは続いている」
「非常に効果的」な投球で6回3安打2失点のQSも痛恨被弾に沈む
ヤンキースの田中将大投手は9日(日本時間10日)、本拠地でのブルージェイズ戦で6回3安打2失点と好投しながら、打線の援護がなく5敗目(8勝)を喫した。地元メディアは力投について「非常に効果的」と称えながらも、ソロホームラン2本を許したエース右腕の“一発病”について指摘している。0-2で敗れたヤンキースは3連敗となった。
遊撃手のトロイ・トゥロウィツキー、サイ・ヤング賞左腕デビッド・プライスというスーパースターコンビをトレード期限で獲得したブルージェイズは、この試合の前まで11試合で10勝、怒涛の7連勝と勢いに乗っていた。
田中はクオリティー・スタート(QS、6回以上を投げ、自責3以内)を達成し、しっかりとゲームを作ったが、打線の援護を受けられなかった。
ESPNは速報で「タナカ・タイム」の小見出しで特集。「タナカは非常に効果的だったが、ホームランに対する苦しみは続いている。ジョシュ・ドナルドソン、ホセ・バティスタがタナカからソロショットを放った。(タナカは)過去9試合で14本塁打を浴びている」とピッチング内容について称えながらも、田中が“一発病”に苦しんでいることを指摘した。