大谷翔平を唯一上回る“コスパ最強男” 格安契約の悲劇も…31歳で覚醒した全米1位
パドレスのプロファーがデーゲームのOPS1.283で大谷を唯一上回っている
■Dバックス 11ー4 パドレス(日本時間6日・フェニックス)
ドジャースの大谷翔平投手が、デーゲームでメジャー屈指の好成績を残していることに注目が集まっている。そんな中、両リーグでただ一人だけOPSで上回っている意外な選手がいる。パドレスの31歳、ジュリクソン・プロファー外野手が、デーゲームでは打率.455、2本塁打、OPS1.283と打ちまくっている。
大谷は5日(日本時間6日)に本拠地で行われたブレーブス戦で今季初となる1試合2本塁打。4打数4安打3打点でデーゲームのOPS1.257。「今日はデーゲーム特有の風もあったので。打感的にはどうかなというくらいですが、比較的しっかり入っていたのでデーゲームの力もあったのかなと思います」と明かした。
そんな大谷を上回るのが、オランダ領アンティル、キュラソー出身のプロファーだ。2009年にレンジャーズと契約し、2012年シーズン終了後にはMLB公式サイトの有望株ランキングで全体1位の超有望株に成長。4球団で長く活躍し、オランダ代表でも主力を務めたが、スター選手になりきれず31歳を迎えていた。
そんな元逸材が、メジャー11年目にしてついに覚醒の気配を漂わせている。開幕直前の2月24日(同25日)まで新天地が決まらず、1年100万ドル(約1億5000万円)とメジャーにしては超格安で再契約。しかし37試合に出場して打率.344、5本塁打、OPS.963、デーゲームでは大谷を唯一上回る好成績を残している。
(Full-Count編集部)