大谷翔平から「三振取れて良かったね」 本拠地初勝利で4連勝…山本由伸が感謝する存在感
山本由伸は自己最長8回を投げて2失点…本拠地初勝利を飾った
■ドジャース 8ー2 マーリンズ(日本時間8日・ロサンゼルス)
ドジャース・山本由伸投手が7日(日本時間8日)、本拠地マーリンズ戦に先発。自己最長の8回を投げ、5安打5奪三振2失点で4連勝を飾った。本拠地では初勝利で、今季成績は4勝1敗、防御率2.79となった。
抜群の制球力だった。初回、チザムJr.に先頭打者弾を許したがストライクゾーンでどんどん勝負。2回2死の19球目まで全てストライクという投球だった。この日は97球を投げて73球がストライク。「ストライク先行でテンポよく行けたのが良かった。長い回を投げられて良かった。本拠地初勝利は嬉しいですね」と息をついた。
前回登板からスライダーを投げ、この日は意識してツーシームも加えた。投球の幅も広がっている。「変化球もストレートもいいコースに投げられてきている」と自信を口にした。
最後のイニングとなった8回2死一塁で、デラクルーズを空振り三振。マウンドを降りると、ベンチで大谷翔平投手から「三振取れてよかったね」と声を掛けられた。
「三振が少なかったので」と山本は笑いながら語る。メジャー1年目の右腕にとって、大谷は頼りになる存在だ。「登板後はよく声をかけて頂いています」と実感を込めた。メジャー初登板は1回5失点の大乱調だったが、これで4連勝。大谷の後押しも躍進の一因になっているようだ。
(Full-Count編集部)