元Gマイコラス、4回3失点で勝敗つかず 85球で降板、脚を気にする仕草も

レッズ戦に先発したカージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:Getty Images】
レッズ戦に先発したカージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:Getty Images】

2点リードの4回に3失点で降板、カージナルスは逆転で監督電撃解任後初の試合に勝利

 巨人からカージナルスに移籍したマイルズ・マイコラス投手が15日(日本時間16日)、本拠地レッズ戦に先発。4回6安打3失点2奪三振2四球で降板し、勝敗はつかなかった。2点リードの4回に脚を気にする仕草を見せ、3失点で逆転を許した直後の攻撃で代打を送られて降板。しかし、チームはその裏に逆転し、マイク・マシーニー監督の電撃解任後初の試合を6-4の勝利で飾った。

 マイコラスは初回、先頭ペラザに死球を与え、いきなり先頭打者を出してしまう。しかし、後続を断って無失点に抑えると、その裏にカーペンターが先頭打者弾。いきなり援護をもらった。

 2回は2死からデュバルに四球も、ピッチャーのデスクラファニを中直に仕留める。すると、その裏にファウラーがソロ弾を放ち、2点リードに。序盤から打線がマイコラスを援護した。

 3回、マイコラスは1死からペラザに中前打を許したが、ジェネットを投ゴロ併殺打に仕留めて無失点。しかし、4回にレッズ打線につかまってしまう。

 先頭ボットに二塁打を浴びると、スアレスは四球。ウィンカーの打席の途中には、脚を気にする仕草を見せ、捕手のモリーナがマウンドに行く場面も。結局、ウィンカーには中前打を打たれ、無死満塁とされた。

 続くバーンハートは空振り三振に仕留めたが、デュバルにはレフト前ヒットを浴び、一気に2者が生還して同点とされる。さらに、デスクラファニのバントが内野安打となり、再び満塁に。ハミルトンは二飛に打ち取ったが、ペラザの投手強襲ヒットはマイコラスがグラブに当てたものの捕球できず。記録は内野安打で勝ち越しを許した。ジェネットはニゴロに仕留めて、追加点は許さなかった。

 すると、カージナルス打線はその裏に4点を奪って再逆転。マイコラスは代打を送られて85球で降板し、勝敗はつかなかったものの、カージナルスは救援陣がリードを守って、マイク・シルベント監督代行の初陣を勝利で飾った。マイコラスはこの試合に先発したため、初めて選出されたオールスターでは登板しない。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY