最下位&借金12…エ軍は「悪夢」 前向き指揮官に番記者は“怒りの投稿”
エンゼルスは最下位に沈むも…指揮官「アデルは成長している」
■カージナルス 10ー5 エンゼルス(日本時間14日・アナハイム)
昨季まで大谷翔平投手が在籍したエンゼルスの“悲惨な状況”に、米国の番記者たちが腕組みをしている。13日(日本時間14日)は、本拠地でのカージナルス戦に5-10で敗れた。敗戦の理由は7回に一挙8点を奪われて逆転されたこと。現時点で地区4位のアストロズに1.5ゲーム差を付けられて最下位となっている。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のサム・ブラム記者は、ロン・ワシントン監督とのやりとりを自身のX(旧ツイッター)で公開。「つい数日前、彼(ワシントン監督)はエンゼルスが『win-nowモード』にあり、『我々はまだプレーオフを目指している』と言った。彼は『再建』という考えを否定した」としている。
その投稿を見たファンは「悪夢だ」「彼(監督)は不可能な状況に置かれている。ひどいロースターだよ」「彼(監督)をかわいそうに思う」など、戦力が揃わない状況で戦う指揮官に寄り添う声も上がった。
15勝27敗の借金12で、ア・リーグ西地区の最下位に沈むエンゼルス。ブラム記者が「現在の立場をどう評価するか?」と指揮官に聞くと「我々は成長している。良いプレーができていた」と答え戻ってきた。
ワシントン監督は、続けて「アデルは成長している。オハッピーもネトも。パリスさえも。投手陣も成長している。あなた(ブラム記者)は『成長している』ということを『試合に勝つ』ことだと思っているかもしれない」と視線を上げていた。
(Full-Count編集部)