「なんでこれで2位なんだ」巨人、12球団最悪の弱点「.247」 35歳がまさかの“救世主”
1番打者の出塁率は12球団ワーストの.247、5月に入って丸佳浩が定着した
阪神と首位争いを展開している巨人に、課題が一目でわかるデータが提示されている。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)によると、1番打者の出塁率は12球団ワーストの.247。そんな苦しい状況を5月に入って救っているのが、35歳の丸佳浩外野手だ。
DEITAは公式X(旧ツイッター)に12日時点での12球団の1番打者出塁率を投稿。1位は、近本光司外野手の活躍が光る阪神で出塁率.366。2位はオリックス(.349)、3位は広島(.345)、4位はソフトバンク(.335)と続いている。そして最下位が巨人の.247。11位の西武は.271と、大きな差をつけられている。
開幕戦はドラフト3位の佐々木俊輔外野手が抜擢されたが、なかなか固定には至らず。萩尾匡也外野手、浅野翔吾外野手、吉川尚輝内野手、重信慎之介外野手、オコエ瑠偉外野手、門脇誠内野手、長野久義外野手と様々な選手を起用。4月28日のDeNA戦(横浜)で今季9人目の丸が入り、14戦連続で起用されている。
G党はこのデータに反応。「なんでこれで2位なんだよ」「ダントツで最下位かい」「丸のお陰でなんとかなってる感」「丸に感謝しろよ」「これでも丸になって持ち直した方でしょ?」「丸のおかげでここまで上がってるけどそれでもひでぇな」「なんでこれで首位争いできてるんだよ」との声があがっている。
(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA http://deltagraphs.co.jp/
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』(https://1point02.jp/)も運営する。