大谷翔平、“大谷の日”にメジャートップ13号2ラン 好相性右腕から5本目…本拠地大歓声
本拠地でのレッズ戦に「2番・指名打者」で出場…3試合ぶり13号を放った
■ドジャース ー レッズ(日本時間18日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地で行われたレッズ戦に「2番・指名打者」で出場。3回1死一塁で迎えた第2打席でメジャートップタイ、そしてリーグ単独トップに立つ3試合ぶりの13号2ランを放った。
大谷のバットが止まらない。本拠地で豪快アーチをかけた。フランキー・モンタス投手の甘めに入った球を捉えると、打球は高い放物線を描いて左翼席に飛び込んだ。打球速度104.5マイル(約168.2キロ)、飛距離368フィート(約112.2メートル)、角度28度のアーチで、メジャートップの13号。ナ・リーグではマルセル・オズナ(ブレーブス)を抜いて単独トップに立った。5月は13戦6発。驚異のペースで一発を量産している。初回の第1打席は強い当たりも、相手に好捕され一ゴロだった。
レッズ先発のモンタスとは試合前の時点で24打数10安打の打率.417で11打点。対戦相手としては最多の4本塁打を放っている好相性の投手だった。
5月の成績は試合前時点で打率.432(44打数19安打)、5本塁打、11打点、OPS1.337と衝撃の数字が並ぶ。また、MLBは13日(同14日)のジャイアンツ戦で盗塁死となった記録を、今季10個目の盗塁に訂正したと発表。4年連続6度目の“2桁本塁打&2桁盗塁”に到達していた。
前日16日(同17日)の同カードでは、大谷の首振り人形が4万人に配布。球場には今季メジャー最多となる5万3527人が詰めかけた。しかし、大谷は2打数無安打1四球と小休止。チームも2連敗となっていた。
この日の試合前には、米カリフォルニア州ロサンゼルス市が、5月17日を「大谷翔平の日」と制定したと発表。デーブ・ロバーツ監督らとともにロサンゼルス市庁舎を訪問し、市議会から制定書を贈呈された。記念すべき1日に豪快アーチをかけ、LA市民の心をさらにがっしりと掴んだ。