カブス名手の“胸トラップ併殺”に米ファン歓喜 「エラーさえ利用。魔術師」
ファンブルしながらも胸にボールを当て二ゴロ併殺を完成
カブスのハビアー・バエス内野手が予測不能の“胸トラップ併殺”を完成させた。15日(日本時間16日)敵地パドレス戦で二ゴロをファンブルしながらも併殺を完成させた驚きのプレーを、カブスの球団公式ツイッターが伝えている。
まさかの併殺プレーが起こったのは7回1死一塁の場面。パドレスのビヤヌエバが放った打球を二塁手バエスがグラブで弾こうとしたが、打球は胸に当たってファンブル。だが、胸に当たり跳ね返ったボールは二塁ベースへ向かって真っ直ぐ転がった。ベースカバーに向かった遊撃手ラッセルはボールを拾ってベースを踏むと、そのまま一塁へ送球して二ゴロ併殺を完成させた。
エラーから一転し、見事な併殺を完成させたバエスのプレーを球団公式ツイッターは「彼はこれを意図してやった」とジョークを交えて動画を公開。偶然が生んだ併殺だったが、球団のシャレにファンも同調するコメントが相次いだ。
「上手くいっている時は上手くいくんだ」
「ラッセル、ナイスプレー」
「これが彼のやり方なんだ」
「彼がするすべてのことが素晴らしい」
「エラーさえ利用する。魔術師がオールスターなのは伊達じゃない」
「守備が簡単すぎると、退屈しのぎにこんなことをしなければならないんだ」
「彼は意図していたよ!」
「彼はエラーでもアウトにしてしまう」
「野球の基礎通りの4-6-3」
「予定通り!」
「連携プレーは良いね」
ファンブルしながらもしっかりとアウトを奪った名手バエスのプレーは、カブスファンにとっては想定内のようだった。