西武岸が9回1失点、大谷とのエース対決制して2勝目 「疲れました…」
大谷から逆転弾のメヒア「日本最高の投手を相手に自信になった」
西武は11日にホームで行われた日本ハム戦に2-1で勝利した。先発の岸孝之が1失点で日本ハム打線を抑えると、1点ビハインドの7回にメヒアが日本ハム・大谷を打ち砕く逆転の2ラン。エース同士の投げ合いは岸に軍配が上がった。
エース同士の投げ合いは、6回まで岸が被安打1、大谷が被安打2。ともに無失点で終盤戦へ突入した。
先に得点を許したのは岸だった。7回の先頭陽にヒットを浴びると、中島卓の送りバントで1死二塁となり、田中にレフト前へのタイムリーを打たれ0-1に。先制を許してしまう。
しかし、その裏、すぐさま西武の助っ人が大谷を捉える。1死二塁のチャンスで、打席にはメヒアが入った。
「大谷選手はすごい良いピッチャー。あまりミスピッチングがないので、打ちごろの球が来たらしっかり強く叩こうという意識で打席に立っていた」
1ストライクから、虎視眈々と失投を狙っていた2球目、真ん中に入ったフォークを完璧に打ち返した。
「良い感触で打つことができました。上手く捉えられた結果、2ランホームランになったのでよかったです」
お立ち台でレフトスタンド上段へ叩き込む会心の逆転2ランを、こう振り返ったメヒア。「大谷選手という日本で最高のピッチャーを相手にこういうバッティングができたというのは自信につながる」。1点リードの展開に持ち込むと、エースもそれに応えるピッチングを見せた。