2207億円補強も“ド軍の泣き所” スター獲得を番記者提言…ベッツを「転向させても」
ブルージェイズの遊撃手ビシェット獲得を提言…二塁手は「改善が必要」
ドジャースは29日(日本時間30日)終了時点で36勝22敗。地区首位を快走するが、課題もある。その1つが二塁手で、米メディアはボー・ビシェット内野手(ブルージェイズ)の獲得を提言している。
米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は「厳しいスタートを切ったブルージェイズで、トレードの噂が浮上しているボー・ビシェットの候補はこれだ」として移籍先候補をピックアップ。ドジャースをその1つにあげた。ブルージェイズはここまで26勝29敗で地区最下位。トレード市場で売り手に回る可能性があるとされている。
ドジャース打線はムーキー・ベッツ内野手や大谷翔平投手らが並ぶ上位は超強力だが、下位は手薄だと指摘。特に二塁のOPSは.611で「改善が必要」と訴える。ドジャースは「ビシェットをトレードで獲得して二塁を守らせてもいいし、ベッツを二塁手に転向させてもいい」としている。
トレード案としてドジャースがビシェットと右腕ジミー・ガルシア投手を獲得し、ブルージェイズが19歳のプロスペクト、ホスエ・デポーラ外野手を獲得することを進言している。デポーラはドジャースで3位、MLB全体でも71位の有望株だ。
ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にもゲスト出演するブレイク・ハリス氏がブリーチャー・レポートのトレード案を紹介すると、ファンは続々反応。「トロントが、スター遊撃手を実績のないプロスペクトと交換するだろうか?」「これは有り得ないと思う」「両チームともノーと言うだろう」「実現させてくれ。ビシェットはドジャースのラインナップにぴったりだ」などと声が寄せられている。
26歳のビシェットは2019年にメジャーデビュー。2021年から昨年まで191、189、175安打をマークしたヒットメーカーで、今季も遊撃として52試合で51安打、打率.251をマークしている。大物遊撃手のドジャース移籍はあるのか。今後の動向が注目される。
(Full-Count編集部)