色褪せないイチローの「262」 レジェンド“陥落”も…継続した偉業「バケモンで草」

マリナーズ時代のイチロー氏【写真:Getty Images】
マリナーズ時代のイチロー氏【写真:Getty Images】

2004年に記録したシーズン262安打は依然として歴代記録を維持

 MLB機構は5月29日(同30日)、黒人選手がプレーしたニグロリーグの記録を、MLBの公式記録に組み込むと発表した。これに伴い、通算打率1位だったタイ・カッブ、長打率やOPSで1位だったべーブ・ルースが1位から後退。レジェンドたちが次々に“陥落”する中、「安打数」でいまだトップを維持している選手がいる。イチローだ。

 米データサイト「ベースボール・リファレンス」は、各カテゴリーの上位選手を顔写真付きで紹介。シーズン安打数トップを見ると、1位、10位、そして20位にイチローの顔がカラーで登場している。ニグロリーグとの記録が統合されても、2004年に樹立したシーズン最多262安打の快挙は“不動”だった。

 いまだ安打数1位を維持することに気づいたファンは続々反応。「ニグロリーグの記録も含めたシーズン最多安打はイチローなのやっぱ凄いな」「なんかカラー写真の方がいるんですが」「20世紀前半の記録に勝てるイチロー普通にやばいよな」「バケモンで草」などとコメントが寄せられた他、10位(242安打/2001年)にも入ってることから「オセロだったら1~10位まで全員イチロー」との声もあった。

 イチローは2000年オフにマリナーズへ移籍。1年目に242安打を放ち、打率.352で首位打者、56盗塁で2冠に輝いてMVP&新人王を受賞すると、2004年にはシーズン262安打でメジャー年間最多安打の新記録を樹立した。27歳からの渡米でありながら、10年連続200安打を放ち、リーグ最多安打は7回。通算19年で3089安打を積み重ねた。

(Full-Count編集部)

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