エ軍の新エースがマイナー降格 8試合で0勝6敗&防御率8.93…嘆きの声「球団の問題」
デトマーズは直近8先発で計40失点、0勝6敗、防御率8.93と炎上を繰り返す
エンゼルスは1日(日本時間2日)、リード・デトマーズ投手をマイナー3Aに降格させた。ここまで12試合に先発登板し、3勝6敗、防御率6.14。今季は3連勝と好スタートを切り、ドジャースに移籍した大谷翔平投手に代わる新エースとして期待を集めた。しかし、4月の後半以降は炎上が止まらず苦しんでいた。
米メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番を務めるサム・ブラム記者は、「2年前にノーヒットノーランを達成してから、今回で2回目の降格だ。今シーズンの防御率は6.14。4月は好投していたが、直近の8先発は苦戦していた」と自身のX(旧ツイッター)に投稿。2年ぶりのマイナー再調整を伝えた。
今季初先発となった3月31日(同4月1日)のオリオールズ戦では、5回2安打1失点で勝利投手となった。その後も6回1失点、7回途中無失点と好投を続けて3連勝。6回途中1失点だった4月17日(同18日)のレイズ戦を終えた時点で防御率1.19だった。しかし、その後の登板はすべて3失点以上。投げるたび炎上の状態に陥り、直近8先発で計40失点、0勝6敗、防御率8.93と歯止めがきかなかった。
新エースのマイナー降格にファンも悲痛。「個人の選手やコーチの問題ではなく、球団の構造の問題だ」「残念ながらまだサンドバルもいるし、キャニングもあまり調子がよくない」「チーム全員を3Aに降格させてくれないか」「立ち直ることを期待している」「絶対強くなって帰ってきて」との声があがっている。
(Full-Count編集部)