大谷翔平が球審に見せた“気遣い”が「素敵」 咄嗟の反応をファン称賛「微笑ましい」
大谷翔平のファウルチップが球審を直撃したが…
■ドジャース 4ー0 ロッキーズ(日本時間3日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手が2日(日本時間3日)、本拠地・ロッキーズ戦での打席で見せた気遣いにファンが注目している。4回の第3打席でのファウルチップが球審に直撃。すぐに気遣う姿にファンは「本当に素敵」と感銘を受けていた。
4回2死の場面でカウント0-2から、大谷は豪快なスイング。打球はファウルチップとなり、ワンバウンドして球審に直撃した。
大谷はすぐに振り返り、驚いた表情。球審が“無事”と分かるや、笑みを浮かべて歩み寄り、言葉を交わすと球審の左胸をポンと叩いて、ほっとひと安心。球審も笑顔だった。
大谷の気遣いの様子をスポーツデータを提供する「コーディファイ・ベースボール」が公式X(旧ツイッター)が投稿。「ショウヘイは思いやりのある人だ」とコメントをつけると、ファンも「彼はボールを打つことよりも、球審やキャッチャーを当ててしまったことの方を気にできる人だ」と反応。日本語でも「これが、大谷翔平という人間性。優しさと思いやりと尊敬を忘れない人」「何回見ても微笑ましい。本当に素敵な選手だわ」「こんなんされたらね……」「気遣いもたけど、綺麗なスイングだよなぁ」と称賛の声が相次いでいた。
大谷はこの日のロッキーズ戦には「2番・指名打者」で出場。真美子夫人、母の加代子さんらが観戦するなか第1打席は遊飛、第2打席は見逃し三振、第3打席は空振り三振だった。6回の第4打席は打撃妨害で出塁し、8回の第5打席ではドジャース移籍後初の申告敬遠となった。3打数無安打、2三振だった。