山本由伸が「最もエースらしい」 米の賛辞止まず…“世界一前哨戦”で衝撃の快投
山本由伸はヤンキース相手に7回2安打無失点と好投した
■ドジャース 2ー1 ヤンキース(日本時間8日・ニューヨーク)
ドジャース・山本由伸投手が7日(日本時間8日)、敵地・ヤンキース戦に先発し、移籍後自己最多となる106球を投げ、7回を2安打7奪三振無失点に抑えた。ヤ軍打線を圧倒した投球に米メディアは「エースらしいパフォーマンスだった」などと絶賛した。
渡米後最速の98.4マイル(約158.4キロ)を記録するなど、3回以降は無安打投球。強力打線相手に真っ向勝負を挑み、6回にスタントンを三振に仕留めた際にはマウンドで吠えた。
投手戦となり勝ち負けはつかなかったが、マウンドで仁王立ちした山本に対し、ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にもゲスト出演するブレイク・ハリス氏は「ヨシノブ・ヤマモトの今季のベストゲームだった。なんとも素晴らしいシリーズの初戦となった」と絶賛した。
米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」は公式X(旧ツイッター)に「ヨシノブ・ヤマモトは今夜ニューヨークで絶好調」と投稿。地元メディア「ドジャース・ネーション」のドジャース番ノア・カムラス記者も「野球界最高のチーム、ニューヨーク・ヤンキースに対してヨシノブ・ヤマモトは絶対的な支配力を示した」と綴った。
さらにドジャース専門メディア「ドジャー・ブルー」は「ヤマモトはエースだ」。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者も「今季で、最もエースらしいパフォーマンスだった」と称賛。ワールドシリーズで戦う可能性がある古豪相手に快投した“ルーキー右腕”への賛辞がやまなかった。
(Full-Count編集部)