順位変わらずも、上位と下位の差縮まる　鷹は獅子と4.5差…混パ17日は？

ソフトバンクが西武に連勝、ロッテは楽天に痛恨の連敗

　後半戦がスタートした2018年のプロ野球。今季は近年でも稀に見るような混戦となり、手に汗握る状況が続いている。パ・リーグは首位の西武から5位のロッテまでが6.5ゲーム差にひしめいており、5球団が競った展開となっているが、17日のパ・リーグでは順位の変動は起きなかった。

　首位の西武は、ソフトバンクと敵地ヤフオクドームで対戦。前夜大敗を喫した勢いのまま、先発の十亀が初回に3失点。打線もソフトバンク先発の石川を打ち崩せずに敗れた。後半戦は連敗スタートとなり、連勝したソフトバンクが4.5ゲーム差に詰め寄ってきた。

　オリックスは本拠地の京セラドームで日本ハムに大勝した。日本ハムの先発マルティネスを早々にノックアウトすると、杉本が出場2試合連続でグランドスラムを放つ離れ業。先発のディクソンが今季初完封で2勝目をマークした。日本ハムは打線がわずか3安打に終わった。

　ロッテは最下位楽天と本拠地ZOZOマリンスタジアムで対戦。先発の石川が7回まで3安打2失点の好投を見せていたが、打線が援護出来ず。9回に大谷が一挙に4点を奪われ、試合を決められた。ロッテは楽天に痛恨の連敗。1位西武、2位日本ハムが敗れ、3位ソフトバンクと4位オリックスが勝ち、この4球団の差が縮小。ソフトバンクと日本ハムの差は3ゲーム、オリックスと首位西武の差も5.5ゲームとなった。
　

【16日終了時点】
1西武　46勝32敗1分
2日本ハム　45勝34敗1分　1.5
3ソフトバンク　40勝37敗0分　4.0
4オリックス　39勝38敗4分　1.0
5ロッテ　40勝39敗2分　0
6楽天　30勝49敗1分　10.0

【17日終了時点】
→1西武　46勝33敗1分
→2日本ハム　45勝35敗1分　1.5
→3ソフトバンク　41勝37敗0分　3.0
→4オリックス　40勝38敗4分　1.0
→5ロッテ　40勝40敗2分　1.0
→6楽天　31勝49敗1分　9.0

（Full-Count編集部）