藤原が先制弾…ロッテ打線爆発、楽天ドラ1好投も援護なく4連敗 16日ファーム結果
オリックス椋木は5回1安打無失点の好投
パ・リーグのファーム公式戦が3試合が行われた。ロッテ浦和球場で行われたロッテ-オイシックス新潟のイースタン・リーグ公式戦は、11-1でロッテが大勝した。
ロッテは初回、藤原恭大外野手が先頭打者本塁打を放ち先制。同点で迎えた3回には敵失策で勝ち越すと、なおも無死満塁から山口航輝外野手の犠飛で追加点を挙げる。さらに、5回裏には池田来翔内野手に5号2ランが生まれ、5点目を奪った。
一方、先発の石川歩投手は2回に同点打を浴びるも、その後は6回までわずか1安打に抑え、6回75球4安打1死球3奪三振1失点でマウンドを降りた。7回には山口らの2点適時二塁打で一挙5得点。8回にも石川慎吾外野手が2号ソロを放ち、11-1で大勝。計9安打11得点と打線が機能した。
オリックスはくふうハヤテとのウエスタン・リーグ公式戦(杉本商事BS)に3-2で勝利した。打線は3回、来田涼斗外野手の適時打で先制。5回にも来田が適時二塁打を放ち、1点を追加する。一方の先発・椋木蓮投手は二塁を踏ませぬ投球で、5回57球1安打1四球3奪三振無失点で降板した。
2-0で迎えた6回、2番手の入山海斗投手が無死満塁のピンチを背負うと、犠飛と内野ゴロの間に2点を失い、同点に追い付かれる。しかしその裏、四球と失策などで1死二、三塁とし、コーディ・トーマス外野手の打球が野選を誘い、勝ち越しに成功した。7回以降はリリーフが抑え、3-2で勝利。椋木が今季3勝目を挙げた。
楽天はDeNAとのイースタン・リーグ公式戦(利府球場)に0-2で敗れた。先発の荘司康誠投手は、4回まで毎回走者を背負いながらも無失点に抑える。5回表に西浦直亨内野手に先制の適時三塁打を許したが、6回93球4安打3四球4奪三振1失点でマウンドを降りた。リリーフ陣は7回に伊藤茉央投手が1点を失い、スコアは0-2に。
打線は、相手先発・吉野光樹投手から5回裏に1死満塁の好機を得るも、代わった石川達也投手の前に後続が倒れて無得点。6回以降も得点を挙げられず、計9安打を放ちながらも完封負け。チームは4連敗を喫した。なお、黒川史陽内野手、吉野創士外野手は3安打を記録している。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)