IL入りの山本由伸は前半戦絶望か 「右肩腱板の痛み」で数週間ノースローに…指揮官明かす
ロバーツ監督が説明
ドジャースの山本由伸投手が16日(日本時間17日)、右肩鍵盤の痛みのため、数週間ノースローになるとデーブ・ロバーツ監督がロイヤルズ戦後に語った。これで今季は前半戦登板が絶望となる可能性がでてきた。ドジャースはこの日、山本由伸投手を15日間の負傷者リスト(IL)に入れた。
ロバーツ監督は試合後の会見で山本の状況について「腱板の痛みだ。ただ時間はかかる。とにかく休ませる。シーズン終了とかではない。数週間は投げることはない。そこからまた考えていく」と明かした。
試合前にはIL入りについて「我々もまだ色々と彼については学ぼうとしているところ。シーズンの一番重要な時期は、まだ訪れてはいないという事実を我々は理解している。そして彼の健康が最重要だ。そのため、我々は先を見越して彼を負傷者リスト入りさせることは、最も賢明な行動のように思える」とシーズン終盤を見据えてのものだと説明していた。
山本は7日(同8日)の敵地・ヤンキース戦では渡米後最多106球の力投。最速98.4マイル(約158.4キロ)を計測し、7回無失点の好投を見せた。当初は中5日で13日(同14日)の本拠地・レンジャーズ戦で先発する見通しだったが、万全で臨むべく中7日に変更していた。
しかし、15日(同16日)の本拠地・ロイヤルズ戦で「右上腕三頭筋の張り」を訴え、2回無失点で緊急降板した。山本は「試合の中で少しずつ張りが大きくなっているのを感じた。先を考えると、良くないかなという判断をした」と語っていた。
(Full-Count編集部)