日本記録左腕、前代未聞の測定不能「-」 6試合ゼロ行進…ファン衝撃「本当に人間?」

日本ハム・加藤貴之【写真:小池義弘】
日本ハム・加藤貴之【写真:小池義弘】

日本ハムの加藤貴之、交流戦でK/BBトップも無四球のため測定不能に

 日本ハムの加藤貴之投手が、交流戦を無四球で終えた。期間中は3試合に先発登板し、0勝0敗、防御率2.21、16奪三振。交流戦で規定投球回に到達した投手の中で、K/BBはもちろんトップ。しかも、測定不能という事態になっている。

 1日のDeNA戦では、7回3失点も同点で降板。勝敗はつかなかった。9日のヤクルト戦では7回無失点に抑えるも、味方の援護なく試合にも敗れた。16日の巨人戦では7回途中2失点で、試合は引き分け。この3登板はすべて無四球だった。

 奪三振を与四球で割って算出するK/BBは、無四球だと数字で表すことができない。「パーソル パ・リーグTV」の公式X(旧ツイッター)が「-」で代用すると「数値化されないってエグいな」「異質さがすごい」「異世界転生しました?」「指標の敗北」「本当に人間?」「バケモン」との声があがっている。

 さらに、加藤の無四球は交流戦の前から続いている。最後に四球を与えたのは、5月4日のオリックス戦の初回先頭打者。つまり6試合、41回2/3を四球なしで投げ続けている。2022年には与四球率0.67で日本記録を72年ぶりに更新した左腕。今季はここまで0.58と、自身の記録をさらに上書きしようとしている。

(Full-Count編集部)

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