昨季は買取先なし…エ軍34歳が“別人化” 大谷に並ぶ「4.0」に衝撃「穴を完全に埋めた」

ブルワーズ戦に登板したエンゼルスのタイラー・アンダーソン【写真:Getty Images】
ブルワーズ戦に登板したエンゼルスのタイラー・アンダーソン【写真:Getty Images】

34歳のアンダーソンは6勝7敗ながらbWARで大谷と並ぶ「4.0」

【MLB】ブルワーズ 2ー0 エンゼルス(日本時間20日・アナハイム)

 エンゼルスの34歳、タイラー・アンダーソン投手が好調だ。ここまで15試合に先発し、6勝7敗と負け越しながら、防御率は2.48をマークしている。19日(日本時間20日)時点で米データサイト「ベースボール・リファレンス」のWARはドジャース・大谷翔平投手に並ぶ「4.0」。「投手大谷の穴を完全に埋める活躍」とファンも注目している。

 アンダーソンは19日(同20日)の本拠地・ブルワーズ戦に先発。7回4安打1失点と気を吐いたが、打線が沈黙し無得点で7敗目を喫した。それでも開幕から2戦連続無失点の好投を披露。現時点で被打率はキャリアベストの.206をマークしている。

 2022年にドジャースで15勝を挙げた左腕は同年オフにエンゼルスと3年総額3900万ドル(約61億6200万円)で契約合意。しかしエンゼルス1年目の昨季は27試合に登板し、6勝6敗、防御率5.43と苦しんだ。チームの低迷で2度ウェーバーにかけられ、放出を模索されたが、年平均1300万ドル(約20億5400万円)の左腕を獲得したい球団はなかった。

 チームは大谷がドジャースへ移籍し、今季も29勝45敗の勝率.392とア・リーグ西地区4位に低迷中。そんな中、WARは投手として1位となっている。「アンダーソンがウェーバーで持って行かれなくて良かったとか誰も思わんかったやろあの時」「今のアンダーソンがウェーバーかかったら引く手あまただろうね」とコメントが寄せられている。

【写真】ビーチで幸せそう… ウエディングドレスの美人妻とアンダーソンの家族ショット

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY