球宴遊撃マチャド、ドジャースにトレード間近と米報道 若手有望株と交換か
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7月31日に訪れるウエーバー手続きを経ないトレード期限を前に、メジャーが騒がしくなりそうだ。今夏トレード市場の目玉とされるオリオールズ遊撃手マニー・マチャドが、ドジャースにトレードされる可能性が濃厚だと、複数の米メディアが報じている。
第89回オールスター戦に出場した26歳のマチャドは、今季終了後にフリーエージェント(FA)となる予定。オリオールスはここまで28勝69敗と低迷し、早くも来季以降を見据えたチーム再建モードに入っており、マチャドを放出して若手有望株を獲得したい意向だ。トレード候補として、ドジャース、フィリーズ、ブルワーズ、ヤンキースなど複数球団の名前が上がっていたが、米スポーツサイト「ファンクリッド」の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏は自身のツイッターでドジャースが最有力候補になったと伝えている。
ドジャース最有力となったのは、トレードの交換要員として21歳のキューバ人外野手、ユズニエル・ディアスが用意されたからだという。ディアスは今季2Aでプレーするが、15日(日本時間16日)に行われた若手有望選手のオールスター「フューチャーズゲーム」に出場し、2本塁打を放っている。MLB公式が選ぶトッププロスペクトリストによれば、ディアスはドジャース内では4番目、MLB全体では84番目にランクインする。
17日(同18日)のオールスター戦にはオリオールズのユニホームを着て出場したマチャドは、2回に二塁ベース上でドジャースのマット・ケンプ外野手と自撮り記念撮影を行い、球場内を沸かせた。マチャドとケンプは近々チームメイトになるのか、注目が集まる。
(Full-Count編集部)