チーム“3冠”が気迫の激突キャッチ…中日25歳が見せた執念 投手万歳、敵軍ファン「見事」
中日・細川が広島戦でフェンス激突の超美技
■広島 3ー1 中日(22日・バンテリンドーム)
中日・細川成也外野手が22日、バンテリンドームで行われた広島戦でフェンス激突の“執念キャッチ”を披露。ファンは「ナイスすぎる」と歓喜した。
「4番・右翼」で先発出場した細川は0-2の8回1死、野間峻祥外野手の大飛球を大ジャンプでキャッチ。そのまま背中からフェンスに激突。勢いあまって着地できず、グラウンドに両手をついたが、ボールは掴んだままだった。
マウンドの齋藤綱記投手は打たれた瞬間、長打を確信したかのように、打球を見上げた。しかし、細川のキャッチを確認すると大喜び。バンザイで感謝を示していた。
ここまでチーム“3冠”の打率.291、8本塁打、30打点と打撃でチームに貢献しているスラッガーだが、この日は守備でファンを魅了。細川の気迫の好守をDAZNが「フェンス激突もボールは離さない」として公式X(旧ツイッター)に投稿すると、ファンからは「ガチで天才。ありがとう」「ナイスすぎる」。広島のファンからも「敵ながら、見事」といったコメントが寄せられた。