大谷翔平&ジャッジに匹敵する怪物22歳 選ばれし「4人」…覚醒した“トラウト2世”
レンジャーズの新人ラングフォード、トラウトと比較されたほどの超逸材だ
【MLB】レンジャーズ 6ー0 ロイヤルズ(日本時間23日・アーリントン)
レンジャーズのワイアット・ラングフォード外野手が、早くもスターの仲間入りだ。22日(日本時間23日)に本拠地で行われたロイヤルズ戦に「6番・左翼」で先発出場し、3号グランドスラムを含む2安打4打点。ドジャースの大谷翔平投手、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手らに記録で並んだという。
地元放送局「バリースポーツ・サウスウエスト」で番組司会者を務めるジャレッド・サンドラー氏によると、「今年のMLBで、3試合連続でマルチ安打&マルチ打点を記録しているのは4人だけ」。大谷、ジャッジの他にフィリーズのブライス・ハーパー内野手、そしてルーキーのラングフォードが入っている。
2023年ドラフト1巡目(全体4位)でレンジャーズに指名された22歳。マイナーでは計44試合で打率.360、10本塁打、12盗塁、出塁率.480、OPS1.157と無双状態で、約半年でメジャーまでたどり着いた。ドラフト直前の昨年7月には、米メディア「バリースポーツ」がエンゼルスのマイク・トラウト外野手と比較した。
しかし、メジャーでは壁に阻まれた。最初の31試合で打率.224、1本塁打、OPS.588。唯一の一発も、ランニングホームランだった。その後は右ハムストリングの張りで10日間のIL(負傷者リスト)も経験。徐々に本来の実力を出し始め、直近7試合では打率.320、2本塁打、OPS1.010。怪物がベールを脱いでいる。
(Full-Count編集部)