メジャー95年ぶりの珍事は“まさか”の1-3-5 前代未聞のプレーにファン嘆き「理解できない」
【MLB】フィリーズ 8-1 タイガース(日本時間25日・デトロイト)
タイガースが24日(日本時間25日)、本拠地・フィリーズ戦で大チョンボ。メジャーでは1929年7月11日以来、95年ぶりというトリプルプレーが飛び出したのだが、それが“1-3-5”という異例の形で決められ、ファンも「理解できない」と呆れ返っている。
0-4で迎えたタイガースの3回の攻撃。無死一、三塁でマット・ビアリング内野手はバットを折られながら緩い投直。アーロン・ノラ投手は一塁走者が飛び出していたために、一塁へ送って2つ目のアウトを奪った。
そして、ノラが一塁に投げた瞬間、やはり飛び出して三本間にいた三塁走者のザック・マキンストリー内野手がなぜか本塁に向かって猛ダッシュし、本塁を駆け抜けた。しかし、ライナーで飛び出していた走者のため、一塁のブライス・ハーパー内野手はゆっくりと三塁に送球し、トリプルプレーを完成させた。
メジャーでは1929年7月11日以来のトリプルプレー。このときはタイガースがレッドソックス相手に決めたのだという。
本拠地のファンの前でのお粗末なプレーにネット上のファンはファンコメ「三塁走者は一体何していたんだ?」「プロ野球選手がなぜ時折こんな酷いベースランニングができるのか理解できない。なんの意識もない。ケリーはずっと見ていて、投手へのライナーだと見えている。バットが折れたことがマキンストリーに影響したに違いないが、そうじゃなかったら彼は一体何をしていたんだ?」「タイガースはいつも、粋なプレーをされる側」と嘆きが止まらない様子だった。