マウンドでいきなり嘔吐、167キロ右腕に悲劇 衝撃光景に実況も大慌て「Oh…」
剛腕グリーン、初回の投球直後に体調を崩す
【MLB】パイレーツ 9ー5 レッズ(日本時間26日・シンシナティ)
レッズのハンター・グリーン投手が25日(日本時間26日)、本拠地でのパイレーツ戦に先発。初回にはマウンド上で嘔吐する場面があり、まさかの光景に実況も唖然とするしかなかった。
初回、先頭のマカッチェンに四球を与え、2番打者のレイノルズに直球を投じた直後だった。グリーンは振り返ってプレート付近に嘔吐してしまい、ベンチからスタッフが飛び出した。右腕はその後も投球を継続。その後レイノルズに一発を浴びるなど、3失点。結局4回まで投げ、6失点で降板となった。
2017年のMLBドラフト1巡目(全体2位)で入団し、剛腕で知られるグリーンは前回登板でも酷暑の中で登板し体調を崩していた。この日も現地の気温は30.6度、湿度も70%弱と蒸し暑い気候だった。パイレーツの試合を放送する「スポーツネット・ピッツバーグ360」の実況は、まさかの光景に「Oh……」と絶句。「たった今……体調不良を起こしました。えーと、投球後です。(コーチたちが)大丈夫か確認しています。湿気があって、暑い夜ですからね」と慌ただしく伝えた。
同放送局の解説も「私も今まで(この光景を)見たことがないと思います」と戸惑った様子。気候については「練習をするだけで大量の汗をかきますからね」と話していた。