犠打から生まれた“奇跡の18秒”「今世紀最大の珍プレー」 一夜明けも冷めぬ衝撃
鷹・今宮は25日のオリックス戦で“バントツーラン”を達成した
■ソフトバンク 7ー2 オリックス(25日・京セラドーム)
ソフトバンク・今宮健太内野手が25日、京セラドームで行われたオリックス戦で衝撃のプレーを披露。ファンは「今世紀最大の珍プレー」と驚愕し、投稿された動画は驚異の再生回数を叩き出している。
衝撃のプレーはソフトバンクが1-0で迎えた6回無死一塁、今宮は投手前へ絶妙なバントを転がした。捕球した曽谷龍平投手の一塁送球は、大きく左へそれた。ベースカバーに入ろうとファウルゾーンにいた右翼の森友哉捕手も懸命に飛びつくが、ボールは無人のグラウンドを転々……。一塁走者だけでなく、今宮も生還した。
前代未聞の“バントツーラン”。「パーソル パ・リーグTV」が「バントの名手が奇跡を起こす!?」とタイトルをつけて公式YouTubeに動画を投稿。「登場人物全員困惑」「とんでもないプレー」「めっちゃおもろい」「周東よりも先に今宮がバントでホームラン打つとは」「バントの神様が微笑んだ」「令和史上最大の珍プレー」「宝石のようなツーラン」との声もあがっていた。
「パーソル パ・リーグTV」は同じタイミングで数々の、その日にプロ野球で起こったパ・リーグの名シーンを配信している。だいたいが一夜明けた時点で2〜7万程度の視聴回数だったが、今宮の“バントツーラン”は桁違いの38万回再生となっている。
なお、今宮の記録は犠打と投手の失策で打点はついていない。