大谷翔平のライバルが相次ぐ離脱 ハーパーらも負傷者リスト入り…MVP争いに“変化”
ハーパー、シュワーバーが共にIL入り
フィリーズは28日(日本時間29日)、ブライス・ハーパー内野手とカイル・シュワーバー外野手をそれぞれ10日間の負傷者リスト(IL)に入れたと発表した。ナ・リーグでは好打者の故障が相次いでおり、ドジャース・大谷翔平投手を含めたMVP争いに変化も見られている。
ハーパーとシュワーバーは共に前日27日(同28日)の試合で途中交代していた。ハーパーはここまで76試合出場して打率.303、20本塁打、58打点、OPS.981。6月の月間成績は打率.374、7本塁打、16打点、OPS1.166と大当たりだった。
ナ・リーグでは昨季のMVP、ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手が左ひざ前十字靭帯断裂で今季絶望となった。さらに、大谷と同僚のベッツも死球を受け左手を骨折。IL入りしている。他にも月間打率.365、5本塁打、OPS1.062と好成績を収めていたパドレスのフェルナンド・タティスJr.外野手も右大腿筋のストレス反応で離脱した。
大谷は28日(同29日)の試合前の時点で打率.322、25本塁打、61打点、OPS1.045をマーク。指名打者専任の選手でMVPを過去に獲得した選手はいないが、投票で重要視されているWARはファングラフスを見ると、4.5でナ・リーグ1位となっている。“史上初”の快挙へは怪我をしないことも重要だ。
(Full-Count編集部)