大谷翔平も“被害” 6球に1球が誤審…疑惑の判定続出の球審に非難の声「酷い」
打者が見逃し・見送った139球のうち実に22球が“誤審”だったという
【MLB】ジャイアンツ 5ー3 ドジャース(日本時間29日・サンフランシスコ)
ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)の敵地・ジャイアンツ戦で3打数1安打。球団記録を更新する11試合連続打点はならなかった。第1、第2打席では際どいコースがことごとくストライクに取られる“不運”。調べによると、この日の球審を務めたエドウィン・ヒメネス球審の“ストライク・ボール正解率”は84%だったという。
球審の判定を専門的に分析する「Balls And Strikes」によると、この試合で打者が見送り・見逃したボールは計139球。そのうち、22球の判定が誤り、“正解率”は84%にとどまった。球審の判定を専門的に分析する「Umpire Scorecards」によると、試合開始前時点で、今シーズンのヒメネス球審の正解率は94.3%。だが、この試合では約10ポイントも落としたことになる。
大谷も“被害”にあった1人だ。初回はローガン・ウェブ投手がカウント0-2から投じた3球目。外角高め94.5マイル(約152.1キロ)のシンカーがストライク判定で三振となったが、ゾーンから0.5インチ(1.3センチ)外れていたという。
さらに3回の第2打席はウェブの3球目、外角低め84.7マイル(約136.3キロ)のチェンジアップがストライク判定。ゾーンから2.2インチ(5.6センチ)外れていた。この打席は遊ゴロに倒れた。どちらの判定も、大谷はやや不満げな表情だった。
ファンもフラストレーションが募ったようだ。SNSには「ヒメネス球審は悪い1日を過ごしている」「ヒメネス球審は酷い判定でショウヘイ・オオタニから三振を奪った」「今すぐロボット審判の導入を」「MLBで最悪の球審」「イライラする判定」とコメントが寄せられた。
(Full-Count編集部)