ヤ軍25歳天才が大谷翔平の同僚に? NY紙は“戦々恐々”…ド軍は「チャンスを逃さない」
ソトは今オフFA…ヤ軍以外の注目球団の1つとして、NY紙はド軍を挙げた
ヤンキースのフアン・ソト外野手は今オフにFAとなる。25歳の天才打者の去就は注目の的で、米紙「ニューヨーク・ポスト」はヤンキースを離れる場合の移籍先を予想。ドジャースを2番手に挙げている。
ソトは2018年にナショナルズでメジャーデビュー。2019年には打率.282、34本塁打、110打点で世界一に貢献し、短縮シーズンの2020年には首位打者を獲得した。2022年途中にパドレスへ移籍。今季はヤンキースへ移籍し、3100万ドル(約49億8700万円)で契約した。年俸調停権を持つ選手としては、大谷の3000万ドル(約48億2700万円)を抜き、史上最高額となった。
ヤンキース1年目の今季はここまで打率.302、20本塁打、60打点、出塁率.434、OPS1.004をマークしている。記事によると、シーズン中の再契約の可能性は低いが、ソトはヤンキースでのプレーを楽しんでおり、ヤンキースもソトの活躍に満足している。オーナーのハル・スタインブレナー氏が米メディアに“生涯ヤンキー”にしたいと語ったのも「当然だろう」としている。
ソトはヤンキース残留を想定していると、某球団のGMは示唆したという。「チーム状態が良いことや、資金力があることなどがが理由だろう」としているが、記事は「FAでは予想通りに事が運ぶとは限らない」とも。ヤンキース以外で注目すべき球団として2番目に、大谷翔平投手が所属するドジャースを挙げた。
記事はドジャースについて「常に脅威だ」と指摘。「オフの14億ドル(約2252億円)の散財で資金が尽きたと思ってはいけない。少なくとも、球界最大で最高のプレーヤーを獲得できるチャンスを逃すことはほとんどない」と解説している。ちなみに1番手にはメッツを挙げている。
ソトはFAについては多くを語っておらず、「楽しくなりそうだ」ということには同意しているそうだ。果たして残留なのか、他球団へ移籍するのか、そしてどんな契約になるのか。天才打者の周辺は早くも騒がしくなっている。
(Full-Count編集部)