突如現れた27歳が「マジでエース」 衝撃の0.72…無双続ける左腕に覚醒の兆し
楽天の4年目・藤井がリーグ2位の6勝をマークしている
楽天の藤井聖投手が6月30日に楽天モバイルパークで行われた西武戦に先発し、7回途中を8安打ながらも1失点にまとめた。自身7勝目はならなかったが、ここまでリーグ2位タイの6勝、同3位の防御率2.17など4年目左腕がついに覚醒の予感を漂わせている。
東洋大からJX-ENEOS(現ENEOS)を経て2020年ドラフトで3位入団。ルーキーイヤーは1軍登板機会はなく、2年目は4試合で1勝2敗止まり。昨季は3勝と、なかなか飛躍できずにいた。
今季は開幕ローテーション入りは逃したが、自身の今季2戦目の登板となった4月14日のロッテ戦で4回6失点と打ち込まれ、今季初黒星を喫した。しかし、3戦目以降は安定した投球が続き、ここまで自身6連勝中だ。
すでに過去3年の通算勝利数(4勝)を今季だけで上回りリーグ2位の6勝、同3位の防御率2.17。6月に限ると4試合登板で3勝0敗、15奪三振、防0.72とチームの先発陣を支えている。
東洋大の同期には西武・甲斐野央投手、中日・梅津晃大投手、DeNA・上茶谷大河投手がいる。27歳左腕の“覚醒”にネット上のファンは「マジでエース」「誰が左腕10勝に到達するか楽しみ」「試合をキチンと作ってくれるのはありがたい」「絶好調」「素晴らしい」と期待を寄せている。
(Full-Count編集部)