偉業に迫るイチロー、来季残留は? 「41歳は依然として力強く躍進」

3000本安打へ88本、「マーリンズに戻れば、マイルストーンへの挑戦を続けることになる」

 マーリンズのイチロー外野手が契約を延長し、来季もマイアミに留まる可能性について、地元メディアは「選択肢として残っている」と報じている。MLB公式サイトが「マーリンズは2016年への地図として残りシーズンを活用する」と特集した。

 マーリンズは今季開幕前に大型補強でプレーオフ進出が期待されたが、開幕から調子が出ず、マイク・レドモンド前監督を更迭してから急降下。借金22と低迷するチームは来季を見据えた戦いを進めることになると、特集では報じている。

「外野の選手層」というコーナーで背番号51の2016年シーズンが占われている。

「ジャンカルロ・スタントンの故障(左手骨折)とマルセル・オズナの3A降格がイチロー・スズキの出場機会を創出した。41歳は依然として力強く躍進している。そして、ベンチプレイヤーとして復帰することはオプションとして存在している。もしも、2016年にイチローが(マーリンズに)戻ってくるとすれば、彼は大きなマイルストーンへの挑戦を続けることになる。3000本安打まで残り88本だ」

 今季4番目の外野手という役割でマーリンズに加入したイチローだが、シーズン序盤にはクリスチャン・イエリッチが腰痛で離脱。さらに、7月上旬にはオズナが36打席1安打という不振に陥り、マイナーリーグでの調整を命じられた。

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