虎・佐藤輝明が「ついに目覚めたか?」 今季初のマルチHR…失策後に「絶対に打つ気持ち」
佐藤輝明が広島戦で今季初の1試合2本塁打を放った
■阪神 2ー1 広島(3日・マツダスタジアム)
阪神・佐藤輝明内野手が3日、マツダスタジアムで行われた広島戦で、2回に4月21日以来の4号を放つと、6回にも5号。今季初の1試合2本塁打を放ち、2-1の勝利に貢献。ファンを「ついに目覚めたか?」「サトテルが戻ってきた」と喜ばせた。
0-0の2回に広島・九里亜蓮投手から右超えの豪快な4号。4月21日の中日戦以来となる、自身31試合ぶりの一発に敵地は騒然とした。「しっかり捉えることができました」と自画自賛の一発だった。
また、5回に自身の失策も絡んで1-1の同点に追いつかれたが、6回に再び九里から逆方向となる左越え5号ソロを放った。「エラーの後だったので、絶対に打つという気持ちでした。取り返すことができてよかったです」と笑みを浮かべた。
今季は開幕から不振にあえぎ、5月15日に出場選手登録から抹消となった。2軍での日々を過ごし、6月7日に1軍へ復帰。同30日のヤクルト戦では今季初の1試合3安打を記録するなど、状態が上がっていることを予感させていた。「(調子は)上がってきているので、これからもしっかり打てるように頑張ります」と力強く宣言し、歓声を浴びた。
若き大砲の復調を予感させる“祝砲”に、SNS上のファンは「やっぱりホームランが似合います」「鳥肌立った」「すごいパワー」「覚醒中」「これでいいねん」「やっぱり盛り上がる」と歓喜していた。
(Full-Count編集部)