元盗塁王が覚醒の兆し「天才なんだな」 昨季出場ゼロ→.331&.812…26歳の躍動が「頼もしい」

ロッテ・高部瑛斗【写真:小林靖】
ロッテ・高部瑛斗【写真:小林靖】

2023年の怪我から復帰したロッテ・高部が安打を量産している

■ロッテ 3ー1 日本ハム(4日・エスコンフィールド)

 ロッテの高部瑛斗外野手が4日にエスコンフィールドで行われた日本ハム戦に「1番・中堅」で先発出場すると巧みに4安打を放ち、チームの勝利に貢献。昨年は怪我の影響で1軍出場機会がゼロだった2022年の盗塁王の復活にファンは「復帰が最大の補強」と歓喜している。

 初回の第1打席はゴロでしぶとく二遊間を抜き、3回の第2打席は鮮やかに中前に運んだ。5回には強く引っ張っての右翼線二塁打。7回には内角球をうまく捌いて右前打とした。

 2019年ドラフトで国士舘大から3位で入団。持ち味のスピードを武器に2022年には44盗塁でタイトルを獲得。しかし昨年は3月に右肩肉離れの診断を受け開幕を2軍で迎えると、復帰後も右肩甲下筋損傷など怪我が相次ぎ、1軍の出場機会はなかった。

 今季も開幕は2軍で迎えたが、5月18日に1軍に復帰すると躍動。ここまで33試合の出場で打率.331、4盗塁、OPS.812と活躍が光っている。

 26歳の高部の4安打の暴れっぷりを「パーソル パリーグTV」が公式YouTubeに「1番打者として十分すぎる働き…4安打で勝利に貢献!」とタイトルをつけて配信。ファンは「いてくれて頼もしい」「イチローの様なバッティングスタイル」「何でもヒットにする」「天才なんだな」「巧打者」「ワクワクする」「ずっと待ってた」などと復活を喜んでいた。

【実際の映像】ファンも感嘆「天才なんだな」…ロッテ・高部のバットコントロール

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