西武にトレードも「妻は喜んでいた」 野村大樹が激白、再会喜ぶ“元同期”の存在
古巣戦に早速意気込み「モイネロと対戦したい」
ソフトバンク・野村大樹内野手と西武・齊藤大将投手のトレードが成立したことが5日、両球団から発表された。野村大は本拠地のみずほPayPayドームで取材に応じ「さみしい気持ちもありましたけど。ライオンズさんに求められてトレードで行くということは喜ばしいことですし、本当に頑張ろうという気持ちは強いです」と心境を明かした。
この日、チームメートやスタッフらとあいさつを交わした。妻にもトレードを伝えたといい、「奥さんは静岡が実家なので。近くなるからすごく喜んでました」と笑みを浮かべた。西武には同期入団で今季から加入した甲斐野央投手もいる。「甲斐野さんはスマブラをずっと一緒にやっていたので。同期ですし、スマブラをもう一回やりたいなと思います」と冗談交じりに再会を望んだ。
ソフトバンクとの対戦については「モイネロと対戦したいです」ときっぱり。「モイネロは普段から僕を『タンキー』ってあだ名で呼んできて。(中日の)ビシエドとも関係をつないでくれたり、野球以外でもすごくお世話になったので。モイネロのカーブを打ちたいですね。モイネロから打って恩返ししたいです」と意気込んだ。
野村大は早実高から2018年ドラフト3位で入団。公称身長171センチと小柄ながらもパンチ力が魅力で、高校通算68本塁打を記録した。今季は開幕2軍スタートとなり、6月4日に出場選手登録されたが、2試合の出場で2打数無安打。同7日に登録を抹消されていた。通算では出場83試合で打率.218、1本塁打、15打点の成績を収めている。
(Full-Count編集部)