548億円男が「見下された」 “初の事例”に米唖然「報われていない」…落選に非難殺到
メッツを代表する選手、リンドーアが球宴メンバーから漏れた
メッツのフランシスコ・リンドーア内野手が球宴出場から漏れたことに、米メディアが疑問視。ファンも「クレイジー」「リーグで最も見下された選手」などと“追随”している。
30歳のリンドーアは2022年から10年総額3億4100万ドル(約548億3300万円)で契約を延長した、メジャーを代表する遊撃手。今季は89試合の出場で打率.248、15本塁打、45打点の成績を残している。
ニューヨーク地元放送局「PIX11 Sports」が8日(日本時間9日)に配信した「Sports Nation Nightly」で、ジョー・マウセリ氏「この選手はリーグのスターでないといけない。というか、ここに来たときはスターだった。大金を叩いたじゃないか」と投げかけた。
これに対し、ブルワーズやメッツなどメジャーで9年間プレーし145試合に登板したネルソン・フィゲロア氏は「彼は球界の顔の1人だ。そして、いいチームメートでもある。(メッツの)キャリア最初に不調に陥って、マイナーにいたとき、彼はチームを引っ張っていた。自分の不振に対処しつつ、ハイファイブで選手を称えたり、若い選手のメンター役になったりしていた。どういう先入観がかかっているかわからないけど、彼は素晴らしいプレーをしているのに報われていない」と存在の大きさを伝えた。リンドーアは2019年に3Aで3試合に出場した経験があった。
データに特化した米スポーツメディア「オプタ・スタッツ」に勤めるグレグ・ハービー氏が「2024年を入れて、オールスターまで15本塁打以上&25二塁打以上&15盗塁以上をマークした選手は15例ある」と投稿。しかし、ここまで15本塁打、26二塁打、16盗塁のリンドーアが、球宴メンバーから漏れてしまった。
まさかの落選にSNSでファンは「球宴出場やゴールドグラブで選手のキャリアを評価することは、酷いという最たる例」「リーグで最も見下された選手」「彼の契約によって不当な知見がされている」「彼は球界のスター選手の1人だ」「なんという冗談!」「ワオ」といった非難するようなコメントが並んでいた。
(Full-Count編集部)