3週間前の“定員”到達に「枠ないのきちぃ」 昇格見送りの中日育成が「報われなさすぎ」

中日・近藤廉(左)と石川翔【写真:小池義弘】
中日・近藤廉(左)と石川翔【写真:小池義弘】

中日は松木平優太が70人目の支配下登録選手となった

 中日は8日に松木平優太投手を支配下登録選手とした。これで中日の今季支配下枠は70人の“定員”に到達したが、チームには2軍で好成績を残す育成選手も他にもいることから「枠ないのきちぃ」といった声もあがっている。

 25歳の4年目左腕、近藤廉投手は2020年ドラフトで札幌学院大から育成1位で入団。ルーキーイヤーの2021年3月30日に支配下登録選手に“昇格”した。

 しかし昨年8月25日のDeNA戦で9回にマウンドにあがると、8安打を浴びるなど62球を投げて、屈辱の10失点。そのまま2軍に降格してシーズンを終えた。防御率72.00のシーズンとなり、今季は育成契約で再スタート。今季はウエスタンで27試合に登板し2勝1敗、防御率1.44の好成績で、支配下復帰への有力候補とも見られていた。

 近藤以外にも7年目の24歳右腕、石川翔投手は6試合の救援登板で1失点のみの防御率1.59。1軍で350試合の登板を誇る33歳の岡田俊哉投手は、昨年の春季キャンプ中に左大腿骨骨折の大怪我から復帰。今季は支配下選手として7試合(先発4)で1勝1敗、17回1/3を投げて防御率1.56と結果を残していた。

 今月31日の期限を迎える約3週間前に70人枠が埋まったことで、ファンからは「選手のモチベ下がってしまう」「報われなさすぎ」「オフで必ず支配下勝ち取って」「あと3週間程あるわけで……」「枠の使い方よ」といった声もあがっていた。

(Full-Count編集部)

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