巨人・吉川が中日戦で2点二塁打 昨季限りで戦力外の古巣に“リベンジ”
初回に左翼線二塁打、4回には2点二塁打でマルチ
巨人・吉川大幾内野手が14日、古巣・中日を見返すタイムリーを放った。
中日戦(ナゴヤドーム)に「2番・三塁」でスタメン出場した。2点リードの4回2死二、三塁。右腕・ネイラーの内角カットボールを三塁・ルナの後方へ落とす左翼線2点二塁打とした。
初回1死では左翼線二塁打を放ち、対中日戦2打席目で初安打をマーク。かつての本拠地で、5日のヤクルト戦(神宮)以来、今季4度目のマルチ安打と暴れ回った。
吉川は10年ドラフト2位でPL学園高から中日入団。だが、プロ4年間で34試合出場、打率1割4分3厘、0本塁打、1打点に終わり、昨年10月に戦力外通告を受けて巨人へ移籍した。
昨年11月の入団会見で、「一度は死んだ身。新たな気持ちで高い志を持ってやりたい」と意気込んでいた背番号68。今季108試合目で“リベンジ”した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count