世界一軍団が“解体”へ 年俸69億円最強右腕も放出か、米失望「たった1年で…」
昨季ワールドシリーズ制覇のレンジャーズが苦しんでいる
昨季、球団史上初のワールドシリーズ制覇を達成したレンジャーズが、44勝49敗でア・リーグ西地区3位に低迷している。同地区首位のマリナーズとは7ゲーム差で、ワイルドカード争いでもプレーオフ出場圏内まで7ゲーム差と離されていることから、米メディアはトレード期限を前に“売り手”に回ると予想している。
米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者が今月7日(日本時間8日)にコラムを掲載。「劇的な逆転が起こらない限り、(レンジャーズの)ライバル球団のGMはレンジャーズは(トレード期限までに)マックス・シャーザー、マイケル・ローレンゼン、アンドリュー・ヒーニーの先発投手に加え、中継ぎのデビッド・ロバートソンとカービー・イエーツを売却可能にすると予想している」と報じた。
米データサイト「コッツ・ベースボールコントラクツ」によると、レンジャーズの今シーズンの総額年俸はMLB7位の2億2820万ドル(約449億円)。4333万3333ドル(約69億円)のマックス・シャーザー投手、1300万ドル(約21億円)のアンドリュー・ヒーニー投手、1000万ドル(約16億円)のデビッド・ロバートソン投手、450万ドル(約7億円)のマイケル・ローレンゼン投手、332万5000ドル(約5億円)のカービー・イエーツ投手らが“候補”ともされている。
ファンも悲しき“方針転換”に失望。SNSには「史上最も詐欺的なワールドシリーズチャンピオン」「レンジャーズ黄金時代さようなら」「たった1年で売り手に」「推しのチームがワールドシリーズを制覇した翌年にファイヤーセールをする姿を想像してほしい」「クリス・ヤングは無能なGMだ」といったコメントが並んでいた。そのほか「全員ください」という他球団ファンの声もあった。
(Full-Count編集部)