監督激高→両軍入り乱れ“大乱闘” ベンチもブルペンも空っぽ…勃発した争いが「愚かだ」
ヤンキース右腕の頭部死球で乱闘勃発…オリオールズ指揮官は退場
【MLB】ヤンキース 4ー1 オリオールズ(日本時間13日・ボルティモア)
ア・リーグ東地区2位のヤンキースは12日(日本時間13日)、敵地で同地区首位のオリオールズに勝ち、1ゲーム差に迫った。熾烈な首位争いを演じる両軍の激突はヒートアップ。9回に頭部死球を巡って大乱闘が勃発し、オリオールズのブランドン・ハイド監督が退場処分を受けた。ファンは「なぜハイドが怒ったのか理解できない」「ヤンキースには品がない」「愚かな行為だ」などと声をあげている。
乱闘劇はヤンキースが3点リードした9回1死に起きた。クレイ・ホームズが投じた96.8マイル(約155.8キロ)が、オリオールズのヘストン・カースタッド外野手の頭部を直撃。カースタッドはその場に倒れ込んだ。
その直後、ヤンキースのベンチから何か言われたのか、ハイド監督はベンチを指さしながら、大激高。両軍ベンチやブルペンから選手が飛び出し、もみ合いになった。これにより、ハイド監督は退場処分。オリオールズのファンは、“NGワード”を発してヤンキースを批判した。
MLB公式X(旧ツイッター)が動画を投稿すると、ファンは「乱闘は試合のなかで最も面白い」「なぜ?」「オリオールズは 最低だ!!!」「これは香ばしい」「素晴らしいエンターテインメント」「ハイドはこれほど憤慨する必要はなかった。ホームズが故意に当てたのではない」とコメントを寄せた。激しい首位争いを展開する両チーム。今後の戦いに注目が集まる。