西武が3年目菅井のプロ初勝利で9連敗阻止、楽天は16得点で4連勝…15日のパ・リーグ

初勝利を挙げた西武・菅井信也(左)と渡辺久信監督代行【画像:パーソル パ・リーグTV】
初勝利を挙げた西武・菅井信也(左)と渡辺久信監督代行【画像:パーソル パ・リーグTV】

ロッテは逆転勝利…打点王のソロが11号3ラン

 パーソル パ・リーグ公式戦3試合が行われた。エスコンフィールドで行われた日本ハムと楽天の第11回戦は、16-3で楽天が勝利し、連勝を「4」に伸ばした。みずほPayPayドームで行われたソフトバンクとロッテの第13回戦は、8-5でロッテが逆転勝利。ベルーナドームで行われた西武とオリックスの第13回戦は、3-0で西武が勝利し、連敗を「8」で止めた。

 楽天の先発・瀧中瞭太投手は6回に万波中正外野手に12号ソロを浴びて1点を失ったが、テンポの良い投球で6回82球4安打1四球2奪三振3失点でマウンドを降りた。打線は2回に太田光捕手の適時打で2点を先制。さらに辰己涼介外野手が2点適時打を放ち、この回4得点。さらに5回にも3点を奪った。

 中盤以降も打線の勢いは止まらない。6回はマイケル・フランコ内野手の5号満塁弾、7回には浅村栄斗内野手の適時打などで3点を奪うと、8回にはフランコが1試合2発となる6号ソロを放った。勝った楽天は先発・瀧中が今季初勝利。日本ハムは、先発・福島蓮投手が4回0/3を6安打7失点(自責点3)と乱調。中継ぎ陣も計9失点と打ち込まれた。

 ロッテ先発の西野勇士投手は7回93球5安打3四死球5奪三振3失点と試合をつくった。打線は、2点を追う6回に石川慎吾外野手の適時二塁打で1点を返す。7回には無死満塁から3つの押し出し四球で勝ち越し、なおも1死満塁から藤原恭大外野手の犠飛、ネフタリ・ソト内野手の11号3ランで一挙7得点と突き放した。

 敗れたソフトバンクは、中盤まで好投していた先発・大関友久投手が7回途中99球5安打2四球4奪三振4失点。打線は計8安打と相手を上回り、9回には反撃に出たが、大きく開いた点差を覆せなかった。

 西武先発の菅井信也投手は7回91球3安打7奪三振無四死球無失点でマウンドを降りた。打線は6回に1死三塁の好機をつくると、野村大樹内野手の犠飛で先制点を挙げる。さらに8回には栗山巧外野手の適時二塁打と炭谷銀仁朗捕手の適時打で2点を追加した。

 菅井はプロ初勝利を挙げ、源田壮亮内野手が4安打の活躍を見せた。オリックスは先発・エスピノーザ投手が6回100球6安打6奪三振3四球1失点と好投も、打線が3安打と振るわなかった。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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