“大谷元ライバル”がド軍へ? 出血必至も野戦病院脱却へ…東西名門で争奪戦か
SI誌「ドジャースは充実したファーム組織を持っている」
今夏に大補強に踏み切るのかーー。米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」は18日(日本時間19日)、「ドジャースがギャレット・クロシェットとルイス・ロバートJr.に大きな関心。ヤンキースは参戦できるのか?」と題した記事を投稿。ドジャースがトレード市場で大物を狙っていると報じた。
ドジャースは前半戦を56勝41敗、2位に7ゲーム差をつけて西地区首位を快走している。プレーオフ進出の可能性は高い一方で、ムーキー・ベッツ内野手や山本由伸投手、ウォーカー・ビューラー投手など故障者が続出。2020年以来の世界一獲得に向けてトレード市場で動く可能性は十分に高い。
同誌の取材によると、関係者筋の情報として、ドジャースはホワイトソックスの「クロシェットとロバートJr.に強い関心を示している」という。クロシェットは今季20先発して6勝6敗、防御率3.02、リーグ1位の150三振を奪って球宴選出を果たした。一方でロバートJr.は故障もあって打率.236、11本塁打とやや低調だが、昨季は大谷翔平投手と本塁打王争いを演じた26歳の大器だ。
一方で、ヤンキースも両者の獲得を目指しているとも報じられており、東西名門でホワイトソックスの投打主力を巡る争奪戦が起こる可能性もある。クロシェットとロバートJr.の獲得には複数の有望株を放出するものの「獲得できればロースター(の戦力)を大幅にアップすることができる」と同誌。今年のトレード期限は7月30日東部時間午後6時(同31日午前7時)。果たして大物選手の移籍が実現するのだろうか。