西武にトレードの野村大樹が古巣から移籍後初本塁打 先制2ランに本拠地熱狂「思い切り」
野村大樹はトレードでソフトバンクから西武へ移籍
■西武 ー ソフトバンク(20日・ベルーナドーム)
西武の野村大樹内野手が20日、本拠地ベルーナドームで行われたソフトバンク戦で、古巣から移籍後初本塁打を放った。「3番・DH」でスタメン出場すると、初回1死二塁で大津亮介投手から左翼スタンドへ先制の2ランを放り込んだ。
本拠地が熱狂した。1死から鈴木将平外野手が右翼線を破る二塁打で出塁すると、野村大が打席へ。大津が投じた初球のスライダーを捉えた打球は快音を響かせて、西武ファンの陣取る左翼スタンドへと飛び込んだ。野村大にとって2023年8月22日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来、333日ぶりのプロ2号となった。
2018年のドラフト3位で早実からソフトバンクに入団した野村大は今年7月5日に、育成の齊藤大将投手とのトレードで西武へ移籍。新天地ではこの日まで全10試合にスタメン出場。41打席目で飛び出した嬉しい移籍後初本塁打となり「打ったのはスライダーです。今井さんが三者凡退で良い流れを作ってくれたので、なんとか先取点をと思い、思い切り振りました」とコメントしていた。