大谷翔平、日本人初4年連続30号は144m超特大弾 本拠地どよめき…日米通算250号王手
レッドソックス戦に「1番・DH」で出場
【MLB】ドジャース ー Rソックス(日本時間22日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地で行われたレッドソックス戦に「1番・指名打者」で先発出場し、5回の第3打席で後半戦1号となる今季30号本塁打を放った。144メートルの特大弾で日本人初となる4年連続の30号の大台を達成した。
本拠地を魅了した。大谷が豪快な後半戦初アーチを放った。5-2で迎えた5回の第3打席、甘く入ったカットボールをとらえた。打球は右中間スタンドへ一直線。まさに打った瞬間、大谷だけでなく観客も確信するような飛距離473フィート(約144.2メートル)、打球速度116.7マイル(約187.8キロ)の特大弾となった。
飛距離は6月18日(同19日)の敵地・ロッキーズ戦で放った20号の476フィート(約145.1メートル)に次ぐ飛距離で、打球は右中間スタンドのダイソー看板の上を越えてバウンドし、外へと消えた。
これでリーグ最速、メジャー全体では2番目の速さで30号に到達し、リーグトップを走る。本塁打争いでは20日(同21日)にブレーブスのマルセル・オズナ外野手が1試合2発となる27号、28号を放っており、29号だった大谷は1本差に迫られていたが、再び突き放した。
相手の先発はカッター・クロフォード投手。試合前時点での対戦成績は4打数無安打と完全に封じ込められていた。初回の第1打席は空振り三振、3回の第2打席は左飛に打ち取られていた。
大谷は13日(同14日)の敵地・タイガース戦では5回に29号ソロを放ち、日本選手で初めてメジャー通算200号の大台に到達。16日(同17日)に米テキサス州アーリントンで行われたオールスターゲームでは、ナ・リーグの「2番・指名打者」で出場。第2打席で先制の3ランを放つなど、2打数1安打1四球の活躍を見せていた。
これで日米通算250号にもあと1に迫った。100試合目での30号で、シーズン換算では48本塁打ペースとなっている。