ヤンキース傘下2A加藤豪将、3戦ぶりヒット 打率.231も「ここからが大事」
「3番・一塁」でスタメン出場、3回に左腕からレフト前ヒット
ヤンキース傘下2Aトレントンの加藤豪将内野手は19日(日本時間20日)、敵地でのメッツ傘下2Aビンガムトン戦に「3番・一塁」でスタメン出場し、4打数1安打だった。3回の第2打席で3試合ぶりのヒットとなる左前打をマーク。チームは2-3で敗れた。
加藤は初回無死一、二塁の場面では右中間への飛球を放つも、相手右翼手の好守でアウトに。しかし、二塁走者がタッチアップして三塁に進み、トレントンはこの回2点を先制した。
逆転されて2-3で迎えた3回は、2死走者なしで打席へ。ここは相手の2番手左腕から技ありのレフト前ヒット。しかし、後続が倒れて得点にはつながらなかった。
6回先頭の第3打席はニゴロ。8回2死一塁の場面では中飛に倒れ、4打数1安打。打率.231となった。一塁の守備では難しいバウンドの送球を巧みにさばく場面が何度もあった。
加藤は今季初めて2Aに昇格し、84試合出場で5本塁打、20打点。本職は二塁打が、内野の全ポジションを守りながら、レギュラーとしてプレーしている。ここまでについて、本人は「(2Aでの)アジャストメントに少し時間がかかってますが、ここからが大事だと思います」と話す。昨季も苦しい時期はあったが、最終的に1A+タンパで打率.293をマーク。それだけに「どうしてもシーズンで波はある。終わった時の成績が重要」と前を見据える。
まずは「地区優勝が目標」。クリーンアップを任される試合が多いだけに、打撃と守備の両面で存在感を見せていきたいところだ。
(Full-Count編集部)